ダイエット
ZERO Gravity 代表/パーソナルトレーナーのYosukeこと町田洋祐です。
NSCAでは、筋トレ後の有酸素運動を推奨しています。
これは筋トレをすることによって成長ホルモンが分泌され、その後の有酸素運動をすることで脂肪の燃焼を促進するとされているためです。
大手フィットネスクラブのバイトの研修にもこの手の話はつきものです。
そのくらい当たり前な常識。
これが逆の場合だと、筋肉の発達効果は著しく低下します。
さて、では痩せるためには本当に有酸素運動は必要なのでしょうか?
結論から申しますと、必ずしも必要ありません。
むしろあえてやらない人すらいます。
私は減量期、週に2回程度は入れていましたが、なくてもある程度は痩せるはずです。
極限の体脂肪率3%を目指すにあたって取り入れましたが、入れずとも痩せれる方はいます。
じゃあやらなくても誰でも痩せるの?というと
そうでもないです。
人によっては、筋トレの強度を高めることができないため、有酸素運動をメインにするべきということもあります。
心臓の拍出量を増加させるために有酸素を優先することだってあります。
つまり個人によって変わってきます。
しかし基本的には食事の管理と筋トレで痩せられます。
なお、世界仰天ニュースで毎年のようにダイエット特集がされていますね。
どんなやり方をするかというと特徴があります。
- 夜はヨーグルトだけなどの一食置き換えダイエットをする。
- 歩く/走る。(有酸素運動)
この二つが多いように感じます。
典型的なダイエットです。
悪いとはいいません。
実際痩せてかなり綺麗になっているため、個人で努力もできており素晴らしいと思います。
ですが、このやり方をパーソナルトレーナーがすすめることはほぼないと思います。
この手の番組はウエストのサイズ、体重しか公開されないためはっきりとはわかりませんが、
おそらく骨格筋量(筋肉量)の低下が激しく認められます。
減量をするときは、いかに筋肉量を保つかが課題になってきます。
減量期はエネルギーが足りていないため、効率よくエネルギーに変換できるものが筋肉です。
筋肉を分解することで、エネルギーとなる糖質をうみだすことを「糖新生」といいます。
筋肉の分解がすすむと安静時代謝率(RMR)が低下します。この数値が低くなればなるほど、太りやすくなるのです。
筋肉をなるべく落とさず痩せるために必要となることが
- 高強度の筋トレ
- 有酸素運動をやりすぎない
ということが大切になってきます。
一食置き換えダイエットは確かに痩せますが、タンパク質の摂取量の低下、RMR以下の摂取カロリーになりやすいことなどの問題もあります。
どんなスタイルを目指しているのか、よく考えてみましょう。
メリハリのある美しい身体とは、適度に引き締まり、筋肉がある身体ではないでしょうか?
女性なら適度に丸みをおび
男性なら厚い胸板や背中
見た目が変わると自信がつきます。
目指す身体、理想のボディは個人差があると思いますが、正しい知識をもってボディメイクに取り組むことが最短コースだと思います。
代表/パーソナルトレーナー
町田洋祐
海老名駅 徒歩5分
NSCA
この記事の監修者
パーソナルトレーニング スタジオZilch代表
町田 洋祐大学卒業精神科にて精神科ソーシャルワーカーとして勤務開始。大手ジムに転職後、スポーツ整体を学び、整体&パーソナルトレーニング専門店にて経験を積む。2024年に著書『骨格ポジショニングダイエット』を全国出版。
美ボディのためのトレーニング指導と、筋膜リリース・整体による姿勢の矯正。お客様の体力に合わせて、より効果的かつ“楽しく”パーソナルトレーニングを得意とする。
<資格>
・NSCA-CPT(全米ストレングス&コンディショニング協会公認パーソナルトレーナー) ・SMART TOOLS 認定プロバイダー ・EliX認定ファシアリリースセラピスト・スポーツ整体師 ・社会福祉士 ・精神保健福祉士<著書>
骨格ポジショニングダイエット: 自分のタイプを知って無理なく最速痩せ! リバウンドもゼロ<公式SNS>
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