
コンディショニング
筋トレ
海老名・中央林間ののパーソナルトレーニングスタジオ Zilch(ヂルチ) 代表のYosuke(町田洋祐)です。
当店には子ども向けのパーソナルトレーニング(ジュニアパーソナル)がございます。
学校では正しい筋トレの方法や、正しい関節の動かし方を教えてはくれません。
姿勢悪化の原因になったり、運動中の怪我に繋がるリスクが高くなります。また成長期の怪我はとっても多いのをご存知でしょうか
アスリートを目指すお子様にとっては選手生命に関わるものもあります。
オスグット、腰椎分離症などが代表例で、私自身中学時代に水泳のバタフライのやりすぎで腰椎分離症を経験しています。
過去の怪我は歳をとってくると原因がはっきりしない関節痛の要因になり得ます。
よくあることが
バレエ→変形性股関節症
野球→野球肘
バレー→すべり症などの腰痛
整形外科受診の8割が原因不明と識別され、「歳ですね」と言われます。
今日はNSCA JAPAN Volume22,Number7の研究助成報告書の結果を元にZilchの考える子どもへのトレーニング効果についてお話しようと思います。
Contents
子どもにも筋トレをさせると身長が伸びないはウソ
よく聞かれる質問で、「子どもに筋トレをさせると身長が伸びなくなるんじゃないですか?」というものがあります。
生殖器系の未発達からそのトレーニング効果が疑問視されたり、早い段階から筋トレをすることで成長を阻害し低身長化するという懸念ですよね。
中学時代に筋肉をつけすぎて、身長が伸びなかった。なんていう話を聞いたことがあるかもしれません。
しかし、実はこのような研究結果はありません。
ネガティブなイメージが先行してしまっているのです。
ただし、発達途中の身体は痛めやすく、正しい知識の元に正しいフォーム、身体にあった種目を選んでトレーニングをしていく必要があります。
調査方法定期的にウエイトトレーニングを実施している小学生から中学生までの男女13名をウエイトリフティング群。
愛知県内の某小学校の1年生から6年生の男児333名、女児326名。某中学校1年生から3年生の男子生徒297名、女子生徒318名。
合計1274名を対照群とし、成長の発達度を調査したものがあります。
期間は2010年9月から2011年11月。
骨密度は超音波測定器(Luner社製A-1000 Insigt)を用いて右踵骨で測定。
5段階の評価で 高い、やや高い、普通、やや低い、低いのチャートを男女それぞれ構築。
結果対照群(トレーニングしていない群)
<男子>
- 低い 25名
- やや低い 156名
- 普通 284名
- やや高い 99名
- 高い 66名
<女子>
- 低い 52名
- やや低い 152名
- 普通 203名
- やや高い 140名
- 高い 97名
ウエイトリフティング群
低い 0名
ほとんどが、高い、やや高い、普通と評価されたとのこと。(正確な人数が載ってませんでした)
骨密度が高いということは、適切に骨への発達刺激が促されていると考えられます。
骨の発達には、長軸方向の刺激(重力に逆らうイメージ)が必要で、長時間よりも短時間。低強度よりも高強度の刺激が必要と言われています。
必ず専門家がいる環境でトレーニングを行うこと
問題となることが、成長期の子どもは骨端軟骨板は骨化しておらず損傷を受けやすいのです。よくあるオスグットは代表例です。
残念なことに学校では、正しい筋トレを教えてくれる先生は非常に稀です。
ジムに通い慣れている人ですら、実は正しいスクワットのやり方を知らないという方も非常に多いのです。
トレーナーですらフォームを教えることはできても、「その人の姿勢に合わせたフォーム」を教えられる方は稀だったりします。
大人以上に子どものトレーニングは注意が必要で、必要以上の高負荷をかけることも避けなければなりません。
そのため指導者がしっかりと適切なエクササイズテクニックのみならず、ウォーミミングアップや負荷設定をみていく必要があります。
適切なトレーニングを行うことで
- 筋力の向上
- 筋持久力の向上
- 運動能力の向上
- 身体組成の改善
- 骨ミネラル濃度の増加
- 傷害耐性の向上
- 競技パフォーマンスの向上
といった様々なメリットがあります。
私のお客様には身体に痛みを抱えていらっしゃる方が多く、姿勢に悩まれている方も多いです。
セッションをし、正しい関節動作を再習得して頂いていると「子どもの頃からこのことを知っておきたかった」という意見を多く頂きます。
若い頃からぜひ正しい運動の仕方、関節の動かし方を習得し将来的に良い身体を維持できるようになって頂きたいと思います。
また、今回の研究で登場したウエイトリフティング群ですが、
週に2回のレジスタンストレーニングを実施しているようです。
子どもは12才未満で一つの競技に没頭しすぎると傷害リスクが高くなる
米エモリ―大学のスポーツ医学の研究チームが、英スポーツ医学誌「British Journal of Sports Medicine」(電子版)の2017年3月16日号に発表しています。
一見英才教育で良いかもしれないですが、オーバーワークになりやすくまた燃え尽き症候群にもなりやすいのです。
子どものうちは楽しくやっていたのに、急にその競技をすることが嫌になってしまった・・・そんなお子さんも多いはず。
続けていたら将来はオリンピック選手!なんて子もいたとことでしょう。
そのため、様々な種目に挑戦した方が良いのです。
また、運動神経を向上させるにも異なる運動を日頃から行なった方が良いと言われています。
例えば、
- ダンス+サッカー
- 水泳+テニス
など。
これらの選択の中に
- 〇〇+パーソナルトレーニングでのレジスタンストレーニング
という選択肢は多いに発達に貢献できると思います。
幼少期にこのように2つのスポーツを行っているお子様の身体能力は飛躍的に高くなります。
学校では正しい関節の使い方や正しい歩き方は教えてくれない
間違ったことを伝えていたり、部活の指導でも身体によくないトレーニングプログラムを組んでいることもあるのです。
例えば体幹の発達が甘い子どもにブリッジウォーキング(ブリッジした状態で歩くこと)をさせたり、手押し車をさせたり。
若い頃の怪我は、歳をとってから大きな痛手になってきます。
当店はダイエットだけでなく、子どものパーソナルトレーニングプランをご用意しています。
未然に子どものケガを防ぎ、身体の運動能力を向上させていきましょう!
当店は今のところ下は11才。
上は83才の方が通っておられます。
ダイエットジムなのに83才!?!?と思うかもしれませんが、機能改善のコンディショニングコースもございます。笑
海老名・中央林間のパーソナルトレーニングジムZilch(ヂルチ)
代表/パーソナルトレーナーYosuke(町田洋祐)
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