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皆さん、こんにちは!
海老名・中央林間のパーソナルトレーニングスタジオ Zilch(ヂルチ)の代表Yosuke(町田)です。
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皆さんは今の身体にどのくらい満足していますか?また自分のことが好きですか?
昔の私はどうだったかというと、自分のことが嫌いで常に人の目を気にしていました。身長が低く、イケメンなわけでもありません。長年の水泳で鍛えられてしまった肩幅を気にしておりましたし、骨太骨格なので周りの男子生徒よりも腕や足が太いのがとても嫌でした。
私は昔コンプレックスの塊でした。
そんな自分を変えるため、大学の時から自宅で筋トレを初めすらっとした身体になりたいと努力を重ね、食事内容の見直しをしていきました。すると身体は変化し、世間一般的な細マッチョボディを手にすることができました。(ちょっとモテた時期でもあります。笑)
それから私は大学卒業後、社会福祉士・精神保健福祉士という2つの国家資格を取得し、精神病院にてソーシャルワーカー・心理カウンセラーとして勤務しました。
ここで様々なクライアントの問題解決に勤めてきました。SST(ソーシャルスキルトレーニング)や認知行動療法などの専門指導を行ったり、社会資源との調整、ソーシャルワーカーの仕事は多岐に渡ります。
この時に気になったのが、心の病になってしまう方々の自己肯定感の低さでした。また、薬の副作用で太っている方が非常に多いということ。
そこで私は独学で、精神科デイケア内にて運動プログラムを行いました。一緒に筋トレを行ったり、ストレッチをしたり、週に2回みんなで身体を動かしました。
つまり、身体が変われば、自信がつく。また運動することで脳内のセロトニン量を増やすことで、治療面でも力になりたいと考えたためです。
すると結果として当時地域新聞に載るくらい有名なプログラムへと成長していきました。
担当クライアントの自殺
精神科病院での勤務に慣れてきた頃、大きな出来事がありました。
それは、担当していたクライアントが電車に飛び込み自殺してしまうという衝撃的な事件です。
この時、私は自分のことを激しく責めました・・・。
クライアントのことを1番に考えると言っていながら、どこか退院を受け入れないご家族の気持ちばかりに寄り添ってしまっていました。
またこの時期、私の父が心筋梗塞で急死。
当時の婚約者とも色々あり破局。
何をやってもうまくいかない。八方塞がりな状況でした。私にとって人生のどん底でした。
働くこともできなくなり、引きこもりの日々が続きました。
そんな私に救いの手を差し伸べてくれたのが、地元の親友たちや良くしてくださっているヨガのインストラクターの仕事をしている先輩でした。
徐々に気持ちが落ち着いてきた時、ヨガインストラクターにこんなことを言われました。
「町田くんはパーソナルトレーナーに絶対向いていると思うよ」
パーソナルトレーナーってなに???
人生で初めて聞いた言葉でした。大学の時、ジムの水泳インストラクターのバイトをしていましたが、その頃はパーソナルトレーナーという職種は全く浸透しておらず、パーソナルトレーナーがいないジムの方がずっと多かったのです。
調べれば調べるほど、自分に向いていると感じました。
クライアントに寄り添い、トレーナーのスキル次第で人生を変えるお手伝いができる仕事です。
そもそも日本人は自己肯定感が低い国民性と言われています。私自身自己肯定感が非常に低く、常に目立たないような学生生活を送っていた過去があるため、非常に気持ちがわかります。身体を変えていくことで自信がつくことを身をもって知っているため、パーソナルトレーナーになりたい!と心の底から思うようになりました。
そして支えてくれた家族や友人たちのためにも、自分のパーソナルジムを持って安心させたい!
当時26歳でした。
大手ジムに入社・理想とのギャップに絶望
私は早速転職活動をし、大手フィットネスクラブに入社しました。この頃はパーソナルトレーナーが比較的認知されており、売れているトレーナーの姿を間近で見ることができました。
独立したい気持ちが強い私は、2日で全身の筋肉の役割、起始停止(筋肉の始まりと終わり)まで覚えて、関節の動く角度、神経系までを1週間で丸暗記しました。
すると見えてくるのが、パーソナルトレーナーがクライアントに行うトレーニングがテンプレートになっており、種目はテンプレートで違うのは重さくらい。全然オーダーメイドではないことでした。
流れ作業になっていないか??と疑問を持ちました。また、見えてくるのが知識レベルの低さ。
なんせパーソナルトレーナーを名乗っていながら、解剖学の知識が初心者から知識を深めた私よりずっと低かったのです。
関節の動く範囲が分からない。
なぜ痛みがあるのか分からない。
お客様からしたら、どれだけLVが高いトレーナーなのかって中々分かりません。
中には怪我をしてしまった、思ってたより痩せなかったという利用者さんの声を聞き、私の目指すべき方法性が定まったのです。
整体ができるトレーナーになり、誰にも負けない知識を身につける
わずか8ヶ月で大手ジムを退職しました。ここで学ぶことはないと判断したためです。
パーソナルトレーナーの「NSCA-CPT(全米ストレングス&コンディショニング協会公認パーソナルトレーナー」という資格を取るための養成校に入りつつ、スポーツ整体の養成校に入り、空いている時間はパーソナルジムと整体院で働きました。
休み0です!!(笑)本気なので、何の言い訳もせずひたすらLVの高いトレーナーになることだけを考えて行動しました。
月150人、身体を痛めている方の施術、トレーニング指導を行い学びを深めていきました。
この時の熱量が学生の時からあれば、一流大学に入れたかもしれません。笑
NSCA-CPT(全米ストレングス&コンディショニング協会公認パーソナルトレーナー)の取得
ついにアメリカの国際的ライセンスの取得ができました。この資格があれば、大手大型フィットネスクラブでフリーランスで働くことが可能です。
そしてたまプラーザ、あざみ野で活動を開始。早速多くのクライアントがつきました。まだまだ知識も技術も足りないため日々様々な専門書を読み漁り、セミナーにもどんどん参加していきました。
2年ほど経ったころ、活動店舗を変えたことで「筋膜リリース(ファシアリリース)」という技術を学ぶ機会を得ました。
世間の筋膜リリースがどれだけ間違っているか
パーソナルトレーナーになってから、1番衝撃的な出来事でした。
私が教わってきた、またクライアントに教えてきた筋膜リリースと、ここで教わる筋膜リリースが大きくかけ離れていました。
筋膜リリースといえば、フォームローラーに乗って身体をゴリゴリ転がし、とても痛いものという認識だったのですが、本当の筋膜リリースは全く違うのです。
実際筋膜リリース(ファシアリリース)を受けてみて、圧は非常に優しく、しかも手で行う。手をかざして、非常に優しくほんの数ミリ動かしただけで、痛みや動きの悪さがなくなりました。
とても驚いたのが、日本の筋膜リリースの第一人者の方に手首を触られ、ほんの数ミリ動かしたかなと思ったら私の首が楽になったのです・・・。魔法のようでした・・・。
この技術を絶対ものにする!!
そして約6ヶ月、1日8時間施術の練習を行い等々自分の技術とてして物にすることができたのです。といってもまだまだ講師のレベルに達していないと感じていたため、治療職の方々向けのセミナーにどんどん参加して学びを深めました。
大手フィットネスクラブ、全国1位の売上を達成する
フリーのパーソナルトレーナーとして活動をし、痛みがある人だけでなく、身体を変えることで自信をつけたいと考えているクライアントのダイエットのサポートなど行っていきました。
ここまで勉強してきたトレーナーがボディメイク・シェイプアップの指導をしたらどうなるか。
効果的面ですよね。
正しく身体を動かせるように整体や筋膜リリースを行い、関節・姿勢に合わせて行うメニューは個人によって全く違う。
これぞ私のなりたかったパーソナルトレーナー。
クライアントの思いに答え、結果が出せるトレーナーになりたかったのです。
結果は売上に現れました。
この大手ジムで働きわずか8ヶ月目で、全国1位の月商になりました。
ガムシャラに勉強し、経験を積んできました。
この時のジムのお客様でいまだに私のパーソナルトレーニングを受け続けてくださっている方がなんと8名もいます。2022年6月現在6年目のお付き合いです。本当にありがとうございます。
ついに自分のパーソナルジムを海老名に創る
2019年1月に海老名にて「パーソナルトレーニングスタジオ Zilch海老名店」をオープン。
翌年の2020年6月に「パーソナルトレーニングスタジオZilch中央林間店」をオープン。
同10月に「パーソナルトレーニングスタジオ Zilch海老名2号店」をオープンしました。
走り続けてきたYosukeです。
中央林間は私は8ヶ月ほど住んでいたところで、縁があるためそこにもオープンさせて頂きました♪
前のジムから続けていただいている方だけでなく、私のクライアントの8割がZilchオープンの時から続けて頂いているお客様なのです。予約が取れないため海老名に2号店をオープンしたわけです。
そんなZilchにも大きな課題があります。
施術ができないとダメなのでパーソナルトレーナーが中々採用できない
筋膜リリース、スポーツ整体、普通のパーソナルトレーナーはできません。そして、大抵解剖学のレベルが低いです。
店舗展開と私自身の負担を減らすには人材を増やすしかないのですが、中々これが難しいです。採用してもセンスがなかったり、知識が中々身につかなかったり。
研修時間を確保しなければなりません。
そもそもなぜこう知識が不足しているトレーナーばかりなのか頭を悩ませました。私1人でできることには限界がありますし、世間のパーソナルトレーナーがもっとレベルが上がれば、身体を怪我してしまうような事故が減っていくのだろうなと。
2022年ついに最も効果的なことを考えました。
トレーナースクールEliX始動
トレーナーが不足するなら、トレーナースクールを作りZilchでも働けるような良い人材はスカウトしていこう。
パーソナルジムを運営しつつ、スクールもやってしまおう。そして2022年子どもたちの笑顔をつくる活動の一環で「リディアダンスアカデミー海老名校」をZilch(ヂルチ)のすぐ近くにオープンしました♪
トレーナースクールはZilchの技術流出にもなるとも思いましたが、結果として多くの方々の悩みを解決できるのなら、怪我などの事故を防ぐことができるならと考えました。
店舗数が増え、組織として除去に大きくなってきても私はきっと最後までパーソナルトレーナーとしてジムに立ち続けると思います。なぜならお客様から感謝される喜びを知っているから。
話は長くなりましたが、冒頭にも述べました通り、私は過去自信がなく人の目を気にして生きていました。
身体を変えることで、自信がつくことを知っています。自信がつけば人生が変わります。
悩んでいる今が1番最速のスタートラインですよ♪ 遅くないですし、何歳からだってチャレンジできるんです^^
ぜひサポートさせてくださいね♪ 一緒に人生を変えていきましょう^^
海老名・中央林間のパーソナルトレーニングジムZilch(ヂルチ)
Yosuke
この記事の監修者
パーソナルトレーニング スタジオZilch代表
町田 洋祐大学卒業精神科にて精神科ソーシャルワーカーとして勤務開始。大手ジムに転職後、スポーツ整体を学び、整体&パーソナルトレーニング専門店にて経験を積む。2024年に著書『骨格ポジショニングダイエット』を全国出版。
美ボディのためのトレーニング指導と、筋膜リリース・整体による姿勢の矯正。お客様の体力に合わせて、より効果的かつ“楽しく”パーソナルトレーニングを得意とする。
<資格>
・NSCA-CPT(全米ストレングス&コンディショニング協会公認パーソナルトレーナー) ・SMART TOOLS 認定プロバイダー ・EliX認定ファシアリリースセラピスト・スポーツ整体師 ・社会福祉士 ・精神保健福祉士<著書>
骨格ポジショニングダイエット: 自分のタイプを知って無理なく最速痩せ! リバウンドもゼロ<公式SNS>
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