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パーソナルトレーニングは、ダイエットや筋力アップ、ボディシェイプや姿勢改善などさまざまな目的で取り入れることができます。
利用者ごとのコンディションやライフスタイル、達成したい目標によってトレーニングを受けるべき目安は変わりますが、継続期間に具体的な目安はあるのでしょうか。
ここでは、パーソナルトレーニングをいつまで続けるべきかについて、目安となる期間を達成目標ごとに紹介します。パーソナルジムに通いたい方、興味がある方はぜひチェックしてください。
Contents
一般的にパーソナルトレーニングの目安となる期間

パーソナルトレーニングにかける期間は、2〜3ヶ月が目安です。これは、1ヶ月程度のトレーニングではなかなか効果が出ないことが理由です。
パーソナルトレーニングは、毎日休まずに続ける運動ではありません。週に1回から2回、多い方で3回程度のトレーニングを繰り返し、そのあいだに休息日を挟みます。
筋肉を鍛える運動は、負荷をかけたあとでしっかりと休ませなければ回復せず、筋肉にならないため、休息期間も含めたトレーニングプランを設定しなければなりません。
筋肉の休息期間(休養日)も含めると、1ヶ月程度では十分な効果が現れにくい可能性があるため、2ヶ月以上がひとつの目安になっています。
ダイエットを続けたい方の場合は、パーソナルトレーニング後も食生活の管理が必要になるため、食生活の改善を行い、定着するまでにやはり2ヶ月程度をみる必要があるでしょう。
こちらの記事ではパーソナルトレーニングに2か月通って現れる効果を解説しています。ぜひ合わせてご覧ください。
関連記事:女性がパーソナルトレーニングを2か月行うと効果は出るのか?
【目的別】パーソナルジムに通う期間の目安

パーソナルジムに通うときは、どの程度続ければいいのか悩んでしまいますね。目安としては2ヶ月がひとつの区切りですが、2ヶ月で完全に目標を達成できるケースはあまり多くはありません。
ここからは、「短期間で痩せたい場合」「辞めたあとも体型をキープしたい場合」といった目的にあわせた期間の目安を確認しましょう。
とつの区切りですが、2ヶ月で完全に目標を達成できるケースはあまり多くはありません。
こちらの記事ではトレーニング時間について詳しく解説しています。目的別の目安時間も紹介しているのでぜひ合わせてご覧ください。
パーソナルジムのトレーニング時間とは?目的別の目安時間も紹介!
1.短期間で痩せたい場合
短期間だけでもパーソナルトレーニングに通い、体を引き締めたい方は、2ヶ月から3ヶ月程度の期間がおすすめです。それ以降の継続については、「自分自身でセルフコントロールができるか」「パーソナルトレーニングで効果が得られたか」といったポイントで判断をしてみてください。
ダイエットを目的とするトレーニングでは、食生活の改善や糖質制限も指導項目に含まれます。人付き合いや仕事で外出が多い方は外食の頻度が多くなるため、1ヶ月程度では痩せの効果が実感しにくい可能性があります。
リバウンドをしないように心掛けていても、カロリーの摂取量が多くなりがちな外食を挟む場合は、最低でも2ヶ月程度のトレーニングをおすすめします。
2.辞めたあとも体型キープしたい場合
「パーソナルトレーニングを辞めたあとも体型を維持していきたい」方は、体型維持に必要なトレーニング方法や食習慣をインプットしなければなりません。
パーソナルトレーニングの目安である2ヶ月で必要な情報やスキルが身につけばそのまま辞めることができますが、しっかりと体に身につけさせたい方は3ヶ月程度を費やすと良いでしょう。
3ヶ月でも効果が実感できない・インプットが十分ではないような方はコースの延長や別のコースの再選択に切り替えて、再度ゴールを目指してみてください。
3.確実に効果を感じたい場合
「10kg痩せたうえで、自分のボディラインの変化を実感したい」というような、効果を確実に実感したい方については、2ヶ月以上の継続が必要になります。
代謝が高く、運動量も豊富ですぐに10kgを落とせる人であれば、2ヶ月程度でも効果が目に見えて実感できるかもしれませんが、難しい場合は2ヶ月以降もトレーニングを重ねる必要があるでしょう。
4.モチベーション維持が目的の場合
「可能なかぎり痩せたいけれど、一人では継続ができない」「トレーナーさんに励ましてほしい。自分のメンタルも鍛えていきたい」モチベーション維持を目的とする方も、最低限2ヶ月以上の継続をおすすめします。
ダイエットや筋力アップにはある程度の期間をかけなければなりませんが、その間の行動を支えるものは精神力です。精神力が強ければ一人でもセルフトレーニングを重ねられますが、しっかりと自制がきく人を除けば、ほとんどの方は自発的なボディメイクは難しく感じられるかもしれません。
モチベーションを維持するためには、プロのトレーナーとの二人三脚が役立ちます。トレーナーの励ましやアドバイス、丁寧な指導で安心してトレーニングに打ち込めますし、途中で挫折しそうになったときはすぐに相談できるため、目標達成に近づきやすいのです。
パーソナルジムは目的や目標に合った期間や頻度にしよう!

パーソナルジムは、どこに目標を置くか、どの程度の難易度に設定するかに応じてトレーニングを組み立てます。
たとえば、体脂肪率の高い人がプロのアスリートと同等の体脂肪率に仕上げようとする場合は、それなりの期間をかけてトレーニング回数も重ねなくてはなりません。
反対に、「2kg程度落とせればいい」「パーソナルトレーニングを体験だけしてみたい」というような、厳しくない目標設定であれば、トレーニング頻度は最低限にできます。負荷も軽いものから始めて、肉体を追い詰めずに無理のないペースで続けていくと良いでしょう。
ただし、目的や目標が曖昧なケースや、「10kg痩せたかったが難しいので2kg痩せる」ように途中から目標を変更してしまう場合は、せっかくのトレーニングメニューの効果が薄れてしまいます。一度決めたゴールは途中から変更できないものとして、明確な目標を設定するようにしましょう。
トレーナーによっては、難易度の高いメニューを組む場合があります。少しでも負担になるようであれば、遠慮せずに難しいと伝えるようにしてください。無理なハードワークは心理的にも肉体的にも負担が大きく、ジムに通う足が遠のいてしまうおそれがあります。
パーソナルトレーニングに通う頻度のベストは?

パーソナルトレーニングでは、筋肉を鍛えるトレーニングを行ってから、必ず「休息期間」を設けて回復を促します。
どの部位でも最低24時間以上の休息期間をかけなくてはならないため、1日トレーニングをしたあとは1日以上をお休みすることになります。
週3回のトレーニングなら、同じように週3回の休息期間がかかります。筋肉をどの程度育てたいか、どの程度脂肪を落としたいかによって頻度には差がつきますが、効果をしっかりと実感するためには最低でも2ヶ月をひとつの期間として設定し、その間に通える範囲でトレーニング計画を立てていくと良いでしょう。
運動やトレーニングが初心者の方は週に1回、負担の少ないところから始めましょう。慣れてくると週に2〜3回も可能になりますが、筋肉痛や疲労によって普段の生活に支障をきたさないように注意が必要です。
トレーニングの頻度については、別の記事でも詳しく解説しています。以下の記事もあわせてチェックしてください。
関連記事:パーソナルジムで効果が現れやすい頻度と結果を得るための3つのコツ
パーソナルトレーニングを辞めるタイミングは?

パーソナルトレーニングは、いろいろなタイミングで辞めることができます。一時休止といったかたちで、休止期間を設けることも可能です。辞めるタイミングについて、詳しくみていきましょう。
1.コースの終了にあわせて辞める
一般的な方法として、2ヶ月〜3ヶ月、または3ヶ月以上の期間をしっかりとトレーニングで鍛え、コースの終了にあわせて辞める方法が挙げられます。パーソナルトレーニングを終えてからも同じジムの利用を継続する方もみられます。
設定した目標によっては、2ヶ月や3ヶ月のコース継続が大変に感じられるかもしれません。
しかし、プロの指導のもとに続けることが、大きな経験やスキルになります。
コースを一度終えてから、どの程度体調や体型に変化があったのか、どのくらい目標に近づけたかを振り返ってみると、パーソナルトレーニングの効果がさらに実感できるはずです。
2.目標やゴールを達成したとき
「10kg痩せる」「体脂肪率を○%にする」といった、具体的な目標やゴール地点に到達したタイミングでパーソナルジムを辞める方法です。
期間指定がないタイプのパーソナルトレーニングは、達成するまで徹底的にトレーニングを続けられます。
「2ヶ月コース」「全8回コース」のように、期間や回数に指定がされているコースはすべて終了したところで目標の到達度や達成度を確認し、十分ではない場合は再度延長やコースへの再入会を行います。
3.自分でトレーニングを継続できる状態になったとき
目標を達成したあとも、トレーニングや食生活を維持できればジムに通わなくても問題ありません。しかし、運動や食事管理をすぐに辞めてしまうと、これまでの成果が失われ、リバウンドする可能性があります。
そのため、継続的なメンテナンスを行うことが大切です。パーソナルジムによっては、目標達成後も定期的にサポートを受けられる、メンテナンスコースが用意されている場合があります。
自己管理が不安な人は、活用を検討しましょう。
4.断念せざるを得ない場合も
病気・ケガ・リハビリや療養で運動が続けられないケース、または引っ越し・転職・その他の環境の変化によって断念せざるを得ない場合もあります。
キャンセルについてはジムの定めるルールに従う必要がありますが、基本的に途中でコースを降りることは可能です。
事前に予約を入れて1回ごとにトレーニングを受ける形式。そちらはキャンセル料金の支払いのみで済みますが、「2ヶ月コースのうち1ヶ月のみで退会しなければならない」ケースについては、1ヶ月だけ料金を払って退会することはできません。
2ヶ月分の料金がかかったうえで退会を行う(期日までに退会をしない場合は自動更新)と決められているものが多いため、必ず利用先のパーソナルジムの規約を確認してください。
パーソナルトレーニングに通いつづけたほうが良い人
パーソナルトレーニングは、理想の体型を維持するためにも、通いつづけることをおすすめします。しかし、すべての人が目標達成後にすぐ独学でトレーニングをつづけられるわけではありません。
パーソナルトレーニングに通いつづけたほうが良い人の特徴は、下記のとおりです。
- 自己管理に自信がない
- 専門家のアドバイスを聞きたい
- 効率よくトレーニングしたい
詳しく解説します。
自己管理に自信がない
ダイエットやボディメイクの成功には、トレーニングだけでなく、食事管理や生活習慣の見直しも必要です。しかし、1人ではモチベーションを維持できない人も一定数います。
自己管理が苦手な人は、パーソナルジムに通いつづけることで、習慣化しやすくなるでしょう。
パーソナルジムでは、トレーナーが定期的に食事のアドバイスを行い、トレーニングの進捗を確認してくれます。予約制の場合が多く、行かなければならない状況を作れるため、自己管理が苦手な人でも継続しやすい環境が整っています。
専門家のアドバイスを聞きたい
自己流のトレーニングでは、誤ったフォームや不適切な負荷で体を痛めるリスクがあります。パーソナルジムでは、専門知識をもったトレーナーが、個々に適切なメニューを作成してくれるのが特徴です。また、フォームをチェックしながら指導してくれます。
そのため、初心者はもちろん、より効果的なトレーニングを求める人にもメリットがあります。
さらに、パーソナルトレーナーは運動だけでなく、食事管理やメンタルケアにも精通しているのが魅力です。自己流の食事制限では栄養が偏り、かえって体調を崩すことも。
トレーナーのアドバイスを受けることで、健康的に理想の体を目指せます。
効率よくトレーニングしたい
忙しい日々の中で、限られた時間を有効活用しながらトレーニングを行いたい人には、パーソナルトレーニングが最適です。自己流のトレーニングは、正しいフォームや最適な負荷が分からず、効果を実感するまでに時間がかかる傾向があります。
しかし、プロのトレーナーと一緒なら、短期間で効率的に結果を出せます。パーソナルジムは、トレーニングの時間や種目、休憩時間などが綿密に設計されているのが特徴です。そのため、無駄のないトレーニングが可能です。
また、予約制で待ち時間がなく、ジムの混雑を気にせずにトレーニングに集中できます。
「パーソナルジムを辞めたい」と感じたときに考えたいこと
パーソナルジムに通っていると、思うように成果が出ないと悩むこともあるでしょう。しかし、すぐに退会を決める前に、まずは下記のように冷静に考えてみることが大切です。
- 目標を再確認する
- パーソナルトレーナーを変えてみる
詳しく解説します。
目標を再確認する
パーソナルジムに通いはじめたとき、多くの人は「理想の体型になりたい」「〇kg痩せたい」などの目標をもっていたでしょう。しかし、目標が曖昧になっていると、途中でモチベーションが下がる可能性があります。
そのため、最初に設定した目標を振り返ることが大切です。目標が達成できていない場合は、トレーニング内容や頻度を見直し、現実的な目標に再設定しましょう。
すでに目標を達成している場合は、新たな目標を決めるとモチベーションを維持しやすくなります。また、トレーニングがきついと感じるなら、トレーナーに相談してメニューを調整するのもおすすめの方法です。
パーソナルトレーナーを変えてみる
パーソナルトレーニングの効果を最大限に引き出すには、トレーナーとの相性が大切です。下記のように感じる場合は、トレーナーの変更を検討しましょう。
- 指導が厳しい
- 説明が分かりにくい
- モチベーションが上がらない
多くのジムではトレーナーの変更が可能で、希望を伝えればスムーズに対応してもらえます。また、トレーナーごとに指導方法や得意分野が異なるため、自分に合ったトレーナーを見つければ、トレーニングの質が向上するでしょう。
もし相性の良いトレーナーが見つからない場合は、ほかのジムへの乗り換えを検討するのがおすすめです。
パーソナルトレーニングを辞めた後の体型維持の方法

パーソナルトレーニングを辞めた後は、どのような方法で体型維持を行うべきなのでしょうか。スポーツジム・自宅トレーニング・食事管理について、それぞれ詳しくみていきましょう。
1.スポーツジムに通う
トレーニングが終了しても、同じジムまたはスポーツジムで運動を続けることによって体型維持やダイエットの継続ができます。
パーソナルトレーニングが終わったタイミングで運動量が大きく減少してしまうと、代謝の低下・筋肉量の減少・トレーニング習慣がストップしてしまうなどの原因から再び体型が戻りやすくなってしまいます。
プロからの指導によってできあがった肉体は、毎日の心掛けによって維持できるものです。
体型維持を心掛けるためには、スポーツジムで適度に運動やトレーニングを続けることをおすすめします。
2.自宅トレーニング
パーソナルトレーニングで学んだ知識と経験は、自宅でのトレーニングにも活かせます。トレーナーがいないところでも自分自身で管理ができれば、ダイエットや筋力トレーニングが継続できます。
パーソナルジムでは、目分量にならない正しい方法を指導してもらえるので、コース終了後も体型維持のためにセルフトレーニングがしやすいのです。
ダンベルやバランスボールは、自宅でのトレーニングに役立つアイテムです。しかし、ダンベルにはさまざまな重さがあり、どこにどの程度の負荷をかけるべきかは人それぞれで異なります。
パーソナルトレーニング中、トレーニング終了後のセルフトレーニングでどのようなアイテムが必要かトレーナーに尋ねておくと良いでしょう。
パーソナルジムに通う頻度を下げるのも一案
これまで週2回通っていた場合、週1回や月2回に減らしても、定期的なトレーニングをつづけることで理想の体型をキープしやすくなるでしょう。
自宅トレーニングをメインにしながら、定期的にパーソナルトレーニングを受ければ、自己流になりがちなフォームの確認や効果的なトレーニング方法をアップデート可能です。
不定期にプロの指導を受けることで、モチベーションの維持にもつながるため、自己管理に自信がない人にもおすすめです。
3.食事管理をする
食事管理は、トレーニングができない休息期間でも続けられる方法です。体型維持だけではなく病気の予防や病気・ケガの療養にも役立ちます。
パーソナルトレーニング中に必要な栄養素や「糖質の代わりに置き換えられるメニュー」についてアドバイスを受けている方は、トレーニング終了後もぜひ食生活を続けてみてください。
食事管理は自宅でのセルフトレーニングや生活習慣の改善と組み合わせることで、さらに効果が発揮できます。
ジムによっては「オンライン食事指導」や、食事指導のみを実施しているところもあります。トレーニングを終えても食事の管理だけは続けたい方におすすめです。
ハイブリッドジムでお悩みにアプローチ

いかがでしたでしょうか?今回は、パーソナルトレーニングを辞めるタイミングや、辞めた後の体型維持方法を中心に紹介しました。2ヶ月や1回のコースを区切りとして、目標にどの程度近づいたかを確認し、継続か辞めるかを判断すると良いでしょう。
海老名・中央林間のパーソナルトレーニングジム「Zilch(ヂルチ)」は、利用者一人ひとりにオーダーメイドのトレーニングを行わせていただいております。
体重・体脂肪率・姿勢・可動域をそれぞれチェックし、「体重を減らしたい」「姿勢改善をしたい」「骨盤が歪んで痩せにくい」といったお悩みに合わせてトレーニングメニューを組み立てます。
お悩みの解消には、整体・筋膜リリースのケアを加えた「ハイブリッドジム」をぜひご活用ください。
海老名・中央林間のパーソナルトレーニングジムZilch(ヂルチ)
ご体験ご希望の方はこちらからご予約ください。
この記事の監修者
大学卒業精神科にて精神科ソーシャルワーカーとして勤務開始。大手ジムに転職後、スポーツ整体を学び、整体&パーソナルトレーニング専門店にて経験を積む。2024年に著書『骨格ポジショニングダイエット』を全国出版。
美ボディのためのトレーニング指導と、筋膜リリース・整体による姿勢の矯正。お客様の体力に合わせて、より効果的かつ“楽しく”パーソナルトレーニングを得意とする。
<資格>
・NSCA-CPT(全米ストレングス&コンディショニング協会公認パーソナルトレーナー) ・SMART TOOLS 認定プロバイダー ・EliX認定ファシアリリースセラピスト・スポーツ整体師 ・社会福祉士 ・精神保健福祉士<著書>
骨格ポジショニングダイエット: 自分のタイプを知って無理なく最速痩せ! リバウンドもゼロ<公式SNS>
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