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パーソナルトレーニングは、専門のトレーナーに指導を受けながら汗を流し、筋肉を鍛えたり気になる部分を引き締めたりするトレーニングです。
初めてパーソナルトレーニングを受ける場合、着慣れたジャージやTシャツとトレーニング専用着のどちらにするか迷ってしまいますね。
ここでは、パーソナルトレーニング用の服を用意するべきかどうか、ウェア選びのポイントも含めて紹介します。これからトレーニングを受ける予定の方は、ぜひ参考にしてください。
Contents
パーソナルトレーニングの服は購入したほうがいい?
パーソナルトレーニング用のウェアは、購入する必要があるのでしょうか。
店頭で一式が揃えられ、購入をしなくても良い場合もありますが、タオルのような消耗品類など、レンタルに適していない(借りられない)ものもあります。
ここからは、パーソナルトレーニングで使用するアイテムについて、レンタルできるものとできないもの、マイウェアのメリットなどをチェックしていきましょう。
こちらの記事ではパーソナルジムの特徴やメリットについて解説しています。ぜひ合わせてご覧ください。
関連記事:パーソナルジムとは?押さえておくべきメリット・デメリットを解説
1. ジムによってはレンタルが可能
パーソナルトレーニングを受ける場所がジムの場合、レンタルプランとしてウェア・シューズなど必要なアイテムがすべて料金に含まれたプランを利用できるほか、1回ごとに1着・1足から借りられるレンタルサービスも利用できます。
ウェアやシューズがレンタルできるジムでは、自分で一式を用意する必要がなく荷物が少なく済みます。トレーニング指導を受けてから、シャワーを浴びてすぐに帰宅したい方におすすめです。
ただし、すべてのジムがレンタルに対応しているわけではありません。必要なウェアやシューズが他の人にレンタルされてしまい、自分の着用できるアイテムが用意されていない場合もあります。
こちらの記事ではパーソナルトレーニングジムの料金相場について解説しています。通いやすい料金プランやサービスについて知りたい方は、合わせてご覧ください。
パーソナルトレーニングの料金相場とスポーツジムとの金額の比較
2. レンタルできるものとできないものは?
ジムでは、靴下やパンツなどの肌着類は貸し出しを行っていません。バスタオルや小さなタオル類も、ジムによっては貸し出していないところがあるため、事前に確認のうえ、必要なものを持参しましょう。
また、ジムに用意されているウェアやシューズは、一般的なデザインのものがほとんどです。
自分好みのデザイン・丈・素材のアイテムが揃っているとは限らず、特定のスポーツブランドを指定することもできません。
タンクトップやハーフパンツ、レギンス(スポーツレギンス)などのアイテムにこだわりたい方も、事前に購入をしておきましょう。
3. モチベーションアップやおしゃれをしたいならマイウェア
マイウェアのメリットは、自分の体型や雰囲気に合うデザインが選べるということです。好きなブランドや色柄でコーディネートできるため、モチベーションアップにも役立ちます。
レンタルウェアはサイズこそ合うものの、色柄まで細かく指定ができなかったり、ジムのロゴや文字が入っていたりと、モチベーションにつながりにくいものも。
その点、マイウェアは自身にぴったりのアイテムで統一できるので、トレーナーに見られても恥ずかしくないファッションで、しっかりとトレーニングが受けられます。
パーソナルトレーニング用のウェア選びのポイント
パーソナルトレーニング用にウェアを新調するときは、いくつかの項目について確認しながら、自分に合うものを選びましょう。
ここからは、ウェア選びの際に押さえておきたいポイントをみていきます。
1. 体型に合うサイズを選ぶ
まずはウェアが体にきちんと合っているかどうかが大切です。タンクトップやスポーツレギンスのように体にぴったりとフィットするアイテムはサイズが小さすぎるときつく感じ、体の曲げ伸ばしやひねる動作の妨げになります。
反対に、体型より大きいサイズのウェアは体全体または気になる部分を覆い隠してくれますが、裾を踏んだり汗を吸い取りにくかったりと、ウェアのもつ機能が発揮されにくいデメリットがあります。
体型に合うかどうかは、実際に試着をしてチェックしましょう。
あらかじめ自分のサイズがわかっている方でも、メーカーによって着心地やフィット感が異なる場合があるため、試着をしてから購入することをおすすめします。
2. 伸縮性があり動きやすいもの
パーソナルトレーニング中は、体の動きや曲げ伸ばしを意識しながら、しっかりと負荷をかけて鍛えていきます。
伸縮性がないウェアは動きづらく、体を十分に動かせない場合もあります。ウェアに動作が妨げられると、せっかくのトレーニング効果が薄れてしまいます。
体にきちんとフィットするウェアでも、伸縮性がなければきつくて動きづらいと感じるかもしれません。
必ず事前に試着し、ストレッチのような動きをして、動きやすさをチェックしましょう。生地を軽くつまみ、十分に伸び縮みするかどうかも確認してください。
3. 吸水性・速乾性・通気性に長けている
サイズ感やデザイン以外にトレーニングウェア選びでチェックしたい項目は、大きく分けて「吸水性」「速乾性」「通気性」の3点です。
吸水性は、下着や肌着と同じように汗を吸い取って肌を清潔に保つ機能です。
速乾性は、汗の吸収に加えて水分を外に排出します。
速乾性の高いウェアは、汗を吸っても重たくならないため、いつまでも楽に動けます。
通気性は、汗をかきやすい環境でも涼しく感じられる機能です。
負荷をかけるほどに汗が出て、体の中から水分が出ていきますが、通気性が悪いウェアはその水分を外に出しきれないため、体感温度が高く、さらに蒸し暑く感じられます。
通気性の悪いウェアはモチベーションの低下にもつながってしまうため、汗をしっかりかきたい方ほど風通しの良い素材のウェアを選んでみてください。
汗かきな体質の方も、通気性の良いウェアを選ぶことでじめじめとした感じが抑えられ、トレーニングの動きに集中できるでしょう。
4. 上着類は着脱しやすいものを選ぶ
Tシャツやタンクトップなどの上に着る上着類は、着脱しやすいものを選びましょう。
ファスナーが固くて閉めづらいもの、丈が長すぎて着脱に時間がかかるものは避け、さっと羽織れる上着を選んでください。
5. 自分好みのデザイン
サイズ感や吸水性などの基本的な機能を満たしているウェアは、パーソナルトレーニングの効果を引き出してくれる心強いアイテムです。それに加えて、自分好みのデザインであることもウェア選びのポイントです。
おしゃれなもの、自分の雰囲気に合うもの、年齢や見た目を選ばないデザインなど、自分に似合うデザインは千差万別です。
トレーニングは継続してこそ成果につながるため、やる気のモチベーションを保ってくれるウェアを選んで、楽しくトレーニングを続けていきましょう。
【アイテム別】パーソナルトレーニングウェアの選び方
次に、パーソナルトレーニングウェアの選び方について紹介します。
トップス・パンツ(ボトムス)・シューズ・下着(肌着)・ソックスについてみていきましょう。
1. トップス
ヨガなどと違い、トップスはTシャツまたはタンクトップで問題ありません。
特別なウェアをすぐに用意できなくても、まずは手持ちのTシャツを着用してパーソナルトレーニングを始めることもできます。
二の腕や背中まわりをトレーナーに見せるのが恥ずかしい、という方はタンクトップではなくTシャツを。
反対に、筋肉の動きや可動域をしっかり確認してほしい場合は、Tシャツよりも体にフィットするタンクトップがおすすめです。
2. パンツ・ボトムス
パンツやボトムスは、ジャージズボンやスウェットのような緩いものではなく、ハーフパンツ・ショートパンツにスパッツやレギンスを組み合わせるスタイルがおすすめです。
だぼついたウェアは動きやすいように見えますが小回りがききにくく、体の動きと一緒にウェアがついてこないため、トレーニングの妨げになってしまいます。
シェイプアップやダイエットを目的にする場合、太ももやお尻まわりの動きを自分自身でもチェックして、自宅でのトレーニングに活かす必要があります。
緩いパンツやボトムスでは動きが目視しにくいため、ボディラインが確認できるスタイルを選びましょう。
3. シューズ
パーソナルトレーニング用のシューズは、トレーニングシューズやスポーツシューズが適しています。
ただし、厚底または前後のどちらかが極端に厚いもの、しっかりと床を踏みしめられないバランスの悪いものは、両足で踏ん張る動作の妨げになるため避けてください。
シューズも、トップスやボトムスと同じく自分好みのデザインを選べます。
ただし、かかとが極端に薄いもの、かかと部分がまったくないものは床を踏みきれない可能性があります。
靴底が滑る素材のもの、凹凸がない靴底については危険を避けるため、グリップ能力のあるシューズを購入してください。
4. 下着・肌着
下着や肌着などのアンダーウェアは、きつく体を締め付けるものは避けてください。
女性の場合、ブラジャーは肌に食い込んで動作の邪魔になる可能性があるため、スポーツブラまたはブラトップ入りのタンクトップやウェアを着用すると便利です。
トレーニングウェアと同じく、下着や肌着も伸縮性のあるものを選んでください。
せっかく伸縮性のあるウェアを選んでいても、肌に食い込んで伸び縮みをしない下着を着用していると動きづらさを感じ、トレーニングの効果が薄れてしまいます。
5. ソックス
スポーツ用ソックスは「サイズ感(フィット感)」と「伸縮性」が重要です。
数百円以下の安価なものも販売されていますが、伸縮性に乏しいものは履いていてずれ落ちてしまったり、肌に食い込んで痛みを感じたりする場合があります。
足のサイズにしっかりと合うもので、細かい動作を意識する方は五本指タイプを選びましょう。
かかとの上や足首丈のショートソックスは脱げやすいため、すね下程度まで伸ばせるもミドル丈がベストです。
パーソナルトレーニングでオススメのスポーツウェアブランド5選
ここからは、パーソナルトレーニングに活用できるスポーツウェア・ブランドを紹介します。
「NIKE」「adidas」「アンダーアーマー」「ユニクロ」「リーボック」についてみていきましょう。
1. NIKE
NIKEはスポーツ選手も御用達の世界的なスポーツウェア・ブランドです。
ブランド全体がスポーティな雰囲気で統一されていますが、「トレーニング&ジム」のカテゴリーで、パーソナルトレーニングに適したアイテムがチェックできます。
サステナブル素材やトータルコーディネートが可能なアイテムも数多く揃っています。
2. adidas
カラーバリエーションが豊富であり、コラボレーションアイテムも積極的に手掛けているadidas。
スポーツファッションに特化したブランドですが、ウェアやシューズ、バッグ類はファッションアイテムとしても優秀です。
公式サイトでは「ジム・トレーニング」の項目でアイテムがチェックできます。
3. アンダーアーマー
個性的なロゴでおなじみのアンダーアーマーは、新商品のほかに限定アイテムやコレクションアイテムも揃えています。
コールド・トレーニングに適した冬用の防寒ウェアを数多く揃えており、屋内外でのパーソナルトレーニングにも対応できます。
4. ユニクロ
スポーツ選手へのサポートも行っているユニクロでは、「スポーツユーティリティウェア」としてレギンスやショートパンツなど、トレーニングに最適なアイテムを揃えています。
ドライ機能や抗菌防臭機能を備えた「エアリズム」のアイテムもトレーニングに活用できそうですね。
5. リーボック
フィットネスからアウトドアまで、幅広いアイテムが揃うリーボック。
ベーシックなカラーを中心に、男女兼用や家族で使えるアイテムも豊富です。
バッグやリュックもラインナップされているので、トータルコーディネートが可能です。
トレーニングウェアを新調して効率アップ
いかがでしたか?この記事では、パーソナルトレーニングで効果を出すために役立つトレーニングウェアについて、選び方のポイントを中心に紹介しました。
トレーニングは週に複数回、または自宅でのトレーニングも組み合わせて継続的に行う必要があります。狙った場所をシェイプアップしたり、鍛えて大きくしたりと、目的に合わせたトレーニングを重ねることで成果につながります。
効果を最大限に引き出すためには、トレーナーとの連携だけではなく身につけるウェアの素材やサイズ感が重要です。海老名・中央林間のパーソナルトレーニングジム「Zilch(ヂルチ)」では、一人ひとりに合ったお悩み改善のためのトレーニングを実施しています。気になる部分にしっかりとアプローチをかけていくために、ぜひお気に入りのウェアやシューズでお越しください。
海老名・中央林間のパーソナルトレーニングジムZilch(ヂルチ)
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この記事の監修者
パーソナルトレーニング スタジオZilch代表
町田 洋祐大学卒業精神科にて精神科ソーシャルワーカーとして勤務開始。大手ジムに転職後、スポーツ整体を学び、整体&パーソナルトレーニング専門店にて経験を積む。2024年に著書『骨格ポジショニングダイエット』を全国出版。
美ボディのためのトレーニング指導と、筋膜リリース・整体による姿勢の矯正。お客様の体力に合わせて、より効果的かつ“楽しく”パーソナルトレーニングを得意とする。
<資格>
・NSCA-CPT(全米ストレングス&コンディショニング協会公認パーソナルトレーナー) ・SMART TOOLS 認定プロバイダー ・EliX認定ファシアリリースセラピスト・スポーツ整体師 ・社会福祉士 ・精神保健福祉士<著書>
骨格ポジショニングダイエット: 自分のタイプを知って無理なく最速痩せ! リバウンドもゼロ<公式SNS>
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