変形性関節症の関与に関与にHIF 2α

ZERO Gravity 代表/パーソナルトレーナーのYosukeです。

ひざ痛、股関節痛などの関節痛の代表格に変形性関節症(OA)があげられます。

変形性関節症とは?

変形性関節症は、関節を構成する骨の間にある軟骨が劣化により関節に痛みや腫れが生じ、最終的には関節の変形をきたす変形性疾患です。

(人工関節ドットコムより)

軟骨の「すり減り」という表記が少なくなってきました。

東京大学 川口浩准教授が「HIF2α」が 変形性関節症の原因になるとの論文をだしています。

HIF2αは低酸素誘導因子です。

体の中で骨が出来る現象は、骨格の発生や成長に必須です。

体内の骨の殆どは、いったん軟骨 ができた後、これが石灰化して骨に置き換わるという過程で作られます。骨の成長も、骨の中に ある成長板という軟骨が変性・破壊されて骨に置き換わり続けることで起こります。これを「軟 骨内骨化」といいます。軟骨内骨化は、本来は永久に軟骨のままであるはずの成人の関節軟骨で は起こらない現象ですが、川口浩准教授のグループは、これまでに OA の発症に関節軟骨における 「病的な軟骨内骨化」が関与していることを報告してきました(Kawaguchi H: Mol Cell 25:1,2008; J Bone Miner Res 24:8,2009)

 

この「病的な軟骨内骨化」過程の中心的役割を果たす分子として、hypoxia-inducible factor 2α(HIF2A)とそれを誘導する NF-κB シグナルを同定しました(Nature Medicine 電子 版 日本時間5月24日発表)。

力学的負荷の蓄積や加齢の結果、関節軟骨で炎症反応などのNF-κB シグナルによって HIF2A が発現し、関節軟骨において軟骨内骨化が促されることが示されました。

 

この因子に効果を発揮する予防薬が試験運用されているようです。もしかすると、痛みに悩んでおられる方の救世主になるかもしれませんね。

変形性関節症の説明には、すり減り、磨耗から、「軟化して破壊される」というような説明に徐々に変わるかもしれませんね。

 

形成された骨棘が関節包にふれると炎症してしまいます。

人体は水平面のねじれに弱いので、このねじれを改善していくことが痛みの改善に有効です。

 

難しいお話になりました。

 

NSCA受験を考えておられる方。

ご安心ください。このような深い医学的な内容は出題されません。

一般的な変形性関節症の理解だけで大丈夫です!

 

痛みでお悩みの方は、ぜひ一度専門のトレーナーに相談してみましょう。

 

コンディショニング&パーソナルトレーニングスタジオ ZERO Gravity

代表/パーソナルトレーナー Yosuke