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なぜパーソナルトレーナーをやるのか

2018年10月31日

パーソナルトレーナー論

ブログ

パーソナルトレーナーの町田洋祐です。

今日は海老名で異業種交流会で出会った方と会食後、モニターの方のパーソナル、その後たまプラーザで昔の恩師、仲間と会食でした。

母校でセミナーをやることになりましたので、その打ち合わせも込みです。

こんな感じで、もうかれこれ純粋な休みはゼロで動いていますが、とても楽しく生きがいを感じています。

仕事をしていくには“熱量”が大切です。

歳を重ねていくと、この熱量はだんだんすり減っていき、ただ仕事をして帰って寝るという生活になりがちですよね。

正直なところ私もそんな時期がありました。

最初は精神科のカウンセラーだった

私は最初からパーソナルトレーナーだったわけではありません。

医療福祉系大学を卒業し、精神保健福祉士、社会福祉士という国家資格をダブルで受験し合格しました。

そのまま精神科でソーシャルワーカーとして働く道を選んだのです。

ソーシャルワーカーとカウンセラーは厳密にいうと全然違うのですが、私は認知行動療法なんかもやっていたのでカウンセラーと思っていただければよいかと思います。

何故この仕事をしたかというと、過去を辿ると私の父が“脳腫瘍”という病気になったことがきっかけです。

私が高校2年の時でした。

今でも当時のことは鮮明に覚えています。

家庭内の雰囲気は重く、不安の日々でした。

その時、父が人の役にたつよう言っていたことがきっかけで医療福祉系大学へと進んだのです。

元々理系だった私は、文系科目を独学で勉強し、受験に臨みました。

その後父は身体障がい者2級として生活しましたが、あれはどうみても一級でしたね(汗

結局私が23の時に短い人生を終えてしまいました。

父とお酒を飲んでみたかったのですが、かなわず。

何気に父と過ごしたことってあまりないかもしれません。

精神科でカウンセラーになってからは、様々な人とかかわってきました。感謝をされることもあれば、担当していた患者さんが電車に飛び込んで自殺してしまうなんていうこともありました。

あの時の無力感、自信のふがいなさはきっと忘れることはできません。

ダイエットプログラムを立ち上げる

いろいろありましたが、当時太っていた方が精神科には多かったので、ダイエットプログラムを開発しました。

これが大成功だったのです。

精神科というと敷居が高く、地域の中でも良く思われていない雰囲気がまだまだあります。

プログラムが話題になり、地域住民も参加してくださって、急激に地域に根付く病院になりました。

その時に、精神面だけでなく、身体面でも人の役に立てる!ということに気が付いたのです。

いきなり大手フィットネスクラブに転職

数年後、ちょっと私生活でいろいろあったタイミングで、とうとう私は大手フィットネスクラブに転職しました。

根本では人の力になりたいと強く思っている私です。

ただボディメイクを行うトレーナーでは満足できず、またクライアントもそれだけのトレーナーを求めていませんでした。

そのため、スポーツ整体養成校へと入学して施術を学びました。

スポーツ整体ですからね。

治療ではありません。

その技術レベルはまだまだ低かったですね。

リラクゼーション店、整体院、あらゆるところで経験を積んだのち、筋膜リリースを学びました。

現在では筋膜リリース技術をメインにして施術をしていますが、過去の経験があってこそです。

ボディメイクにせよ

身体の機能改善にせよ

お客様はあらゆる不安を抱えています。

食事制限はつらいですし、思うように効果がでないことだってあります。

痛みがなかなかとれない人もいます。

私は、精いっぱい寄り添い、一緒に目標達成のサポートをしていくことに努めようと思っています。

パーソナルトレーナーとカウンセラーという職業は似通った部分が多いんですよね。

身体のサポートと

心のサポートを

この2つを合わせてこそ、私の持ち味は広がっていると自負しています。

売れずに辞めていってしまうトレーナーがたくさんいます。

NSCAをとったら売れると思ってしまっているトレーナーもいらっしゃいますが、あくまでそれはスタートラインにたったにすぎないのです。

資格は信用には繋がりますが、逆に考えるとプロなのだからもっていて当たり前なんですね。

資格がすべてでもないし、もってなくても素晴らしい方はたくさんいます。

結局のところ、接してみて初めて分かることがたくさんあって、いかにファンになってもらえるか、人として信用していただけるかが大切なのでしょうね。

明日はハロウィンですね。

コスプレをしている学生がたくさんでした。楽しそうですね。

私もハロウィン楽しみたいですが、タイミングを逃したので、自分の準備をします。笑

海老名・中央林間のパーソナルトレーニングジムZilch(ヂルチ)